「にごり酒」とは?

栃木の地酒蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識。

日本酒って色々種類があって、何から飲んだらよいかわからない! これを読むだけでお酒の美味しさ3倍増し!?になるお得情報を お教えします。

目次
1.にごり酒とは
2.にごり酒の種類
3.にごり酒ならではの楽しみ方

1.「にごり酒」とは?

にごり酒とは「白濁した日本酒」のことを指します。
白く濁った見た目ととろりとした濃厚な味わいが特徴の日本酒で、日本酒通の間でも好まれています。では、その白濁はどこから生まれるものなのでしょうか。 その理由は、一般的な日本酒との造り方の違いにあります。
日本酒の醸造工程には、原料となる米・米麹・水をアルコール発酵させた「もろみ」に圧力をかけて搾り、酒粕と原酒に分ける「上槽(じょうそう)」という作業があります。通常は目の細かい酒袋を使用しますが、にごり酒は、目の粗い酒袋でこすのが一般的な方法です。そうすることで、もろみに含まれる滓(おり)という固体が残り、白濁した液体になります。

酒税法では、上槽によってもろみをこした液体を「清酒」としています。そのため一般的な日本酒と大きく見た目の異なるにごり酒も、「清酒」のカテゴリーに含まれます。清酒同様、にごり酒のアルコール度数は22度未満と定められています。

●どぶろくや甘酒との違い

一見すると、にごり酒、どぶろく、甘酒の3種類は見分けるのが難しいほど外観が似ています。ですが、その醸造方法やアルコール度数などには違いがあります。

・どぶろく
どぶろくはもろみを液体と固体に分ける「上槽」を行わないお酒です。もろみをこしていないため、酒税法上では清酒ではなく、「その他醸造酒」に分類されます。
その起源は古く、既に飛鳥・奈良時代には豊作祈願などの場で、神様への供物としてなくてはならない神聖な物だったそうです。米ともろみが混ざり合った酒を意味する「濁醪(だくろう)」という言葉がどぶろくの語源ともいわれています。
1899年に自家用酒の醸造が禁止されるまで、どぶろくは一般家庭でも造られていました。現在では、伝統的な神事にどぶろくを用いる神社に限定してどぶろくの醸造が許可されています。「特定の場所でのみの飲用」という条件付きで、地域の特産品としてどぶろくを醸造している場合もあります。

・甘酒
甘酒には酒粕を原料とした「酒粕甘酒」と、米麹を原料とした「米麹甘酒」の2種類があります。
どちらも「清涼飲料水」に分類されますが、アルコールを含む酒粕を加熱して味を調整した酒粕甘酒には1%未満のアルコールが含まれていることが多いです。米麹自体にはアルコールがないため、米麹甘酒はノンアルコールです。

2.にごり酒の種類

にごり酒は米本来の旨味や、芳醇な香りを存分に味わうことのできるお酒です。とろみのある液体から想像できるように、濃厚な味わいとどっしりとした飲み口が特徴です。ただし、にごり酒にも多くの種類があり、その味わいもさまざまです。
濃厚なタイプ以外にも、すっきりした飲み口のタイプや、甘口、辛口などがあります。
また、にごり酒はにごり方によって以下の4つの種類に分けられ、それぞれの味わいも異なります。

・おり酒
別名「おりがらみ」とも呼ばれるおり酒は、滓が多く酸味が強いのが特徴です。
とろみがあり、お米の旨味を感じることができます。個性が強いので、ロックや割って飲みたいときにもおすすめです。

・ささにごり
ささ(細)にごりという名の通り、にごりが少なく、比較的すっきりした味わいです。クセが少ないため、にごり酒が初めての人にもおすすめです。

・うすにごり
ささにごりよりも液体は透明に近く、さらりとしています。口当たりがやわらかいので、にごり酒のとろみや濃厚な味わいが苦手な人でも飲みやすいでしょう。

・活性にごり
火入れをせずに粗めにこして瓶詰めしたにごり酒です。熱処理をしていないため、まだ弱い発酵が進んでおり、シュワッとした刺激を味わえます。

弊社の「活性にごり酒」はこちらになります。 上記に記述の通り微小な発酵をしております。吞むときには十分に冷やし、瓶を振らないようにしてゆっくりと開栓してください。「盥(たらい)を用意して一升瓶をゆっくり開けたけど、勢いよく噴き出して瓶の中身が半分になってしまった。」という話もありました。

にごり酒は見た目の濃厚さから、アルコール度数が高く思えるかもしれませんが、実際に販売されているにごり酒の平均的なアルコール度数は15度前後。一般的な日本酒の平均アルコール度数と変わりません。購入の際はラベルの表示を確認して、好みのものを選びましょう。にごり酒を初めて飲む場合は、アルコール度数が低めのものから試してみてください。
初めての方には「桃色にごり酒」がおススメです。

3.にごり酒ならではの楽しみ方

先ほど紹介したどのタイプのにごり酒も、冷酒やロックで飲むのがおすすめです。
あわせて、にごり酒を飲む際にぜひ試していただきたいのが、2種類の飲み方による味の違いです。

➀上澄みと滓を混ぜてから飲む
瓶をゆっくり振ってからグラスに注ぎ、かき混ぜて飲むと、滓が均一になり、とろりとしたまろやかな口当たりになります。にごり酒らしい味わいを堪能したいときは、ぜひかき混ぜて飲みましょう。

②上澄みと滓を別々に飲む
にごり酒を注いでしばらく時間を置くと、滓が沈殿します。かき混ぜずに、まずは上澄みのすっきりした味わいを楽しみましょう。飲み進めるにつれて、滓のとろりとした口当たりも加わり、味の違いを楽しめます。

アレンジして+αの楽しみ方をする
にごり酒の個性を引き立てるアレンジのポイントは「爽快感」。
炭酸水や果実、ヨーグルトなどと組み合わせることで新たな味わいが生まれ、にごり酒が苦手な人でも飲みやすくなります。いくつかアレンジを紹介しますので、参考にしてください。

・レモンやライムを添える
レモンやライムを添え、ロックでにごり酒を飲むのもおすすめです。ぜひ、夏にお試しください。

・梅酒と組み合わせる
とても簡単なアレンジながら、梅の風味が加わることでとても爽やかな味わいに。にごり酒と梅酒の割合はお好みでどうぞ。

・カクテルで楽しむ
炭酸水で割るだけの「にごり酒ソーダ」や、果汁100%のオレンジジュースで割ったカクテルなど、意外なドリンクと組み合わせることでにごり酒の楽しみ方が広がります。にごり酒が苦手な方は、よく冷やした牛乳やドリンクタイプのヨーグルトで割ると飲みやすくなります。

燗酒の楽しみかた

蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識。

目次
1. 温めて楽しむ日本酒の味わい
2. 日本酒は温度によって香りや味わいが変わる?
3. からだに優しいお燗酒
4. お燗番って知っていますか?

1.温めて楽しむ日本酒の味わい

日本酒は、冷たいものから温かいものまで幅広い温度で味わえるのが魅力の一つ。
冬の寒い日など身体を温めたい時に、燗はぴったりの飲み方です。美味しい燗をつけるには、湯煎(ゆせん)がおすすめ。湯煎にすると徳利の中の酒が全体的にゆっくりと温められるため、味を損なうことなく旨味が引き出されます。陶器や磁器の徳利で酒を温め、やや広口の酒盃で飲むと、いっそうおいしく感じられます。 酒を温めることで、常温では感じにくかった甘味や旨味が引き出され、味わいを感じやすくなります。「甘さ」は人間の体温の35度ほどで最もよく感じられます。旨味のもとになる「アミノ酸」は温度が高くなるほどよく感じられます。 お燗酒の楽しみは、寒いシーズンに温かい飲み物を、というのはもちろん、温めることで変化するお酒そのものの味わいを楽しむところにもあります。
お燗はまた、食事のシーンを楽しくしてくれます。意外な料理と相性がよかったり、合わせる料理の幅が広がったり。冷めると脂が固まる肉料理や、冷めると苦味が出てくる貝類なども、お燗酒と一緒なら、最後まで美味しく。また、血行もよくなるので食欲が増進し、箸も進みます。

2.日本酒は温度によって香りや味わいが変わる?

同じお酒でも、幅広い温度で楽しめるのは、日本酒の魅力の一つ。ほんのりお燗すると、お酒本来の味がふっくら膨らんで、冷やでは隠れて眠っていた力が大輪の牡丹のように花開くのです。 たとえば、冷やすことで香りは華やかになり、飲み口がキリっとする。そして旨味が軽やかになり、アルコール感が少なく思う場合があります。一方で、温めることによりお米の香りが広がり、飲み口がまろやかに感じます。旨味もふくらみ、甘みが広がっていきます。
このように同じお酒でも、温度によってまったく違う香りや味わいになります。
では、どの温度で飲めばよいのでしょう?

温かい日本酒のことを「熱燗(あつかん)」と呼ぶことが多いですが、温かい日本酒=熱燗ではないのです。「熱燗」とは50℃程度に温められた日本酒のことを言い、他にも40℃が「ぬる燗」、45℃が「上燗(じょうかん)」など温度によって表現が異なります。温かい日本酒全般を指すには「燗酒(かんざけ)」という言葉を使います。また、日本酒を温めることを「お燗」と呼んでいます。
お燗をするなら、40度(ぬる燗)と50度(熱燗)2つの温度帯を試してみてください。
40度にすると甘みが増し、穏やかで丸みを帯びた味わいに変化します。
50度では日本酒の辛さと甘さのバランスが良くなり、シャープな飲み口になります。

日本酒の温度表現は、以下の通りになります。
<熱>
55~60℃ 飛び切り燗(とびきりかん)
50℃   熱燗(あつかん)
45℃   上燗(じょうかん)
<温>
40℃ ぬる燗(ぬるかん)
35℃ 人肌燗(ひとはだかん)
30℃ 日向燗(ひなたかん)
<常温>
20℃前後 常温・冷や(ひや)
<冷>
15℃ 涼冷え(すずびえ)
10℃ 花冷え(はなびえ)
5℃  雪冷え(ゆきびえ)

また、冷たい日本酒のことを「冷(ひ)や」と呼ぶことがありますが、冷蔵庫のない時代は、燗酒以外はすべて冷やと呼んでいたようです。そのため、冷蔵庫に入れていない常温のものを「冷や」と呼び、冷蔵庫で10℃以下に冷やしたものを「冷酒(れいしゅ)」と呼び分けることもあります。

3.からだに優しいお燗酒

お燗はからだにやさしい飲み方です。冷酒はアルコールの吸収が遅く、途中で急激に酔いがまわります。酔ってない、酔ってない、と油断していると、急激に酔いがまわって驚いたこともあるのでは。
一方、お燗酒はアルコールの吸収が早く、飲んだら飲んだ分だけ酔いがまわります。つまり、酔いの度合いを自分でチェックでき、飲み過ぎ防止の効用もあるということ。だから、からだに負担をかけません。
お燗酒は口当たりも滑らかに、一杯、一杯また一杯と盃をかさねるごとに、柔らかに、ゆるやかに、ゆったりと酔いを身体にめぐらせ、凍えた身も心も優しく溶きほぐしてくれるのです。

4.お燗番って知っていますか?

お茶屋や大きな料亭などには、お酒の燗をつける「お燗番(おかんばん)」という人がいます。
日本酒は、ほんのわずかな温度の違いでも味わいが変わるもの。それぞれのお酒の個性を見極め、料理やシチュエーションに合わせて最適な温度に温め、最もおいしく味わえる状態で提供してくれます。お座敷ではお客様の好みのデータがお燗番さんの頭の中にインプットされていて季節や、提供タイミングなどによって絶妙な調整を加えて出してくれる。まさに職人技といえるでしょう。

また、普通の家庭でも、かつては特別な客をもてなす際にお燗酒を供していたようです。ひと手間加えてお酒を温めるーーお燗酒は、いかにも日本人らしい気配りを感じさせます。
心のこもった抜群のつけ具合のお燗酒を、美味しい料理と、気の合う人と一緒に、ゆったり楽しむ。それだけで、日本に生まれてよかった、と感じる”癒し”のひとときが生まれるのではないでしょうか 。

レンタル樽で簡単!鏡開き

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結婚式や開店など、あらゆる“よろこび”の場面を盛り上げる“鏡開き”。新たな出発を祝う晴れの日の演出にいかがでしょうか。

「鏡開き」とは?

鏡開きといえば、新年1月11日に、お供えしていた鏡餅を下ろして、無病息災を願って食べる行事のことを思いうかべることでしょう。じつは、鏡開きには2つの意味があります。

「鏡開き」は神に供えられた酒を振る舞う神事
日本では、古くから神様に祈願する際には日本酒をお供えし、神事のあとに参列者で酌み交わす習慣がありました。酒樽をお供えした際、酒樽のフタを木槌などで割って開き振る舞いますが、酒樽のフタの丸い形を、円満を意味する「鏡」にたとえ、縁起の悪い「割る」ではなく、末広がりで縁起のよい「開く」と言い表したことが「鏡開き」の由来です。

「鏡開き」でお餅を割るのも神事のひとつ
「鏡開き」という言葉は、酒樽を開ける場合だけでなく、年頭に鏡餅を割って細かくする場合にも用いられます。もともとは武家で始まった行事のため、切腹を連想させる刃物を使わず木槌などで割るようになったのだとか。

酒樽の「鏡開き」も、鏡餅の「鏡開き」も、健康や幸福、勝利などを祈願する神事として、今日まで受け継がれてきた日本文化のひとつです。

「鏡開き」に欠かせない「菰冠(こもかぶり)」の酒樽

「鏡開き」に使われる樽は、杉で造った木樽に、菰(こも)ムシロを巻いたもので、「菰冠(こもかぶり)」と呼びます。もともとは日本酒を輸送する際に、樽を保護する目的でムシロを巻いたのが始まりとされていますが、次第に装飾的な意味合いが強くなり、銘柄や華やかな柄を入れた菰で巻くようになったと言われています。

よろこびの演出「鏡開き」

結婚披露宴や新築祝い、開店祝い、あるいは創立記念のパーティーなど、新たな出発や区切りに際して行われる「鏡開き」。その酒樽の酒をマスに注いでする乾杯は、福をわかちあう素敵なセレモニーです。
その「鏡開き」をレンタル樽でお手軽に演出してみませんか。
届いてすぐに鏡開きの準備ができ、後始末も返却するだけなのでラクラクです。木樽と違い軽い芯材を使用しているので、イベント会場への持ち運びも簡単です。
国産杉材の木樽を使用した本格的な菰樽より迫力は劣りますが、ちょっとした前準備も必要なく「届いて、セットして、鏡開き」シンプルに鏡開きができます。

「鏡開き」には「鏡」を開くことにより「運」を開くという意味があり、縁起が良く、“よろこび”の場面にまさしくぴったりな趣向です。

お酒の味は水で決まる

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日本酒は硬水と軟水、どっちが美味しいの?どっちが良いの?
これを読むだけでお酒の美味しさ3倍増し!?になるお得情報をお教えします。

目次

1.「仕込み水」とは?
2.「硬水」「軟水」の違い

1.「仕込み水」とは?

酒蔵がお酒を造るために使用するお水を、「仕込み水」と言います。
敷地内の井戸水だったり、水道水だったり(水質のきわめて恵まれた地域のみですが)、自分の理想の水を求めて遠方まで湧き水を汲みに行かれる方がいらしたり、蔵によって様々です。
当蔵の仕込み水は、井戸水です。「秋山川」という近くを流れる川の伏流水です。

(伏流水とは、河川の流水が河床の下へ浸透し、水脈を保っている極めて浅い地下水の事です。地中で自然のろ過がされるため水質が良好で安定しています。)

醸造用ととしてもちろんですが、蔵内のすべての作業にこの水を使っています。米を洗う、米を蒸す、割り水をする、瓶や機材を洗うなどなど、本当に膨大な量の水を使います。

佐野市は昔から大変水に恵まれた土地なのです。

※酒蔵によっては、醸造用と洗瓶などの雑用用水を別にしているところもあります。

日本酒の成分の約80%は水です。
酒造りに適した安全な水質であるかどうか、また味わいの根幹として理想的なのか、とても重要な要素のひとつです。

仕込み水は、酒造りにおける有効成分(カリウム・リン・マグネシウム)を含み、清らかな水を使うことで雑味のない味わいの日本酒ができます。
逆に鉄分など日本酒造りにとって大敵となる成分が多く含まれる水を仕込み水に使うと、米の香りや風味が失われてしまうのです。

改めて、当蔵の「開華」と「仕込み水」を交互に飲んでみると、分かります。
当然ですが、味わいの輪郭というかスタイルが一緒です。全体に円やか印象ながら、キリッとした硬さ、キレの良さが感じられます。

皆さんも是非一度、仕込み水と同じ蔵の日本酒を飲み比べてみて下さい。
しっかり意識して「水」と向き合うと、日本酒をより深く知ることが出来ると思います。

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2.「硬水」「軟水」の違い

日本の水は一部地域を除き、ほとんどが50mg/L~60mg/Lの軟水と言われています。

この数値は、WHO(世界保健機構)が定めた飲料水水質ガイドラインに掲載されている数値で、WHOでは軟水・中硬水・硬水・非常な硬水の4タイプに分けられています。

【WHOが定める飲料水質ガイドライン】
・軟水:0~60mg/L未満
・中硬水:60mg/L~120mg/L
・硬水:120mg/~180Lmg/L
・非常な硬水:180mg/L~

● 硬水のお酒とは?

水にはさまざまなミネラルが含まれていますが、硬度が高い硬水はミネラル分が豊富です。仕込み水に硬水を使うと、輪郭のはっきりした、キレのある日本酒になる傾向があります。日本酒造りに使われている硬水として有名なのが、兵庫・灘の宮水。

硬水といっても、中硬水に分類されますが、日本で売られている多くのミネラルウォーターは硬度30~40で、宮水は硬度100ですので日本屈指の硬水と言えるでしょう。硬水の中でも宮水は、麹や酵母の成長を促すリンやカリウム、カルシウムが一般的な水よりも豊富で、かつ鉄分がほとんどないため酒造りに最適な水といえます。灘には多くの老舗酒蔵があり、独特のキレ味を生み出すために灘の宮水を使っているのです。

実は、開華を醸す弊社の仕込み水も「中硬水」です。
硬度108ですので、ほぼ宮水と同じ、理想的なお水と言われております。

● 軟水のお酒とは?

硬水とは反対にミネラル分の少ない軟水で造った日本酒は、やわらかくまろやかな口あたりになる傾向があります。日本酒造りに使われている軟水のひとつが、京都・伏見の御香水。灘と同じく関西エリアではありますが、味の方向性は真逆です。御香水で仕込まれた日本酒はやさしい味わいが特徴です。例えて、「灘の男酒、伏見の女酒」といわれることもあります。
皆さんも是非一度、仕込み水と同じ蔵の日本酒を飲み比べてみて下さい。
「水」をしっかりと意識してお酒と向き合うと、日本酒をより深く知ることが出来ると思います。

お花見には酒と肴がつきもの

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桜の便りがきかれるころになると、なぜか心が浮き立ち、誰もが花見へと誘われます。
桜がこうも人々の心をひきつけるのはなぜでしょう。

🌸お花見

花見の起源は奈良時代の貴族の行事からと言われています。その頃鑑賞されていたのは中国から伝来したばかりの梅でした。
『日本後記』に嵯峨天皇※が宮中の庭で「花宴之節」(弘仁3年/812)を催した記録があり、それが桜の花見の最初とされています。この後は毎年のように花宴が催されるようになり、観桜の宴は天長8年(831)から宮中の定例行事となりました。桜をこよなく愛した嵯峨天皇の影響で貴族の間でも花見が広がり、桜の木の下で貴族たちは漢詩を作ったり、楽を奏したり、舞を舞ったりして楽しみました。

お花見はそもそも祓いの神事、宗教的行事が始まり。
八百万の神の中に「サ」という山、田、稲の神様がおられ、「くら」は神様が鎮まる座を意味し、サ神が鎮座したとされる木を「サクラ」と呼んで、この木にお供えものをして豊作を祈り、宴を催したことが花見の由来とされています。春になり桜が開花することは、山から田にサ神が降りてきた証だったのです。

貴族や武士だけでなく、庶民も盛んに花見を楽しむようになったのは、江戸時代の寛文年間(1661〜73)の頃からです。
一般に「花見」というと寺社の境内に咲く一本桜の鑑賞でした。寛永寺を創建した天海僧正らが植えた上野の桜が有名で、特に早咲きの彼岸桜が喜ばれたといいます。寛永寺の境内は庶民に開放されていましたが、徳川家の菩提寺ということもあって音曲や飲酒、夜桜見物は禁止されていました。
享保年間(1716〜36)に八代将軍吉宗が、飛鳥山や隅田川堤、小金井堤などに数千本の桜を植えて庶民の花見を奨励したことから、一斉に咲く盛大な桜を鑑賞できるようになり、花見は庶民の楽しみとなりました。人々は桜が咲き始めると連れだって花見に繰り出し、樹下に宴を設けて楽しみました。

🌸花見弁当

お花見は、お金持ちにとっても貧乏人にとっても、待ちに待った春の楽しみでした。
大店の裕福な商人たちは、漆塗りに金箔をほどこした絢爛豪華なお弁当箱や、日本酒も持ち運べる構造の段重ねの重箱に料理店が趣向を凝らした料理を詰めグルメを満喫。自慢の小袖などをこれ見よがしに幔幕(まんまく)にかけたりして、その豪勢な宴を楽しみました。
もちろん庶民もそれなりに精一杯のご馳走を作り、着飾って出かけたことでしょう。
長屋の住民たちの花見の様子を落語にした「長屋の花見」が有名です。

『長屋の花見』
落語。もともとは上方落語の《貧乏花見》。明治30年代に東京に移入された。
貧乏長屋の連中が家主に呼びだされ,店賃(たなちん)の催促ではないかとおそるおそる行ってみると,みなで花見に行こうと言う。家主が用意した酒の代りの番茶,玉子焼の代りのたくあんなどを持って花見に出かけたが,番茶では酔えない。茶を飲みすぎて気分が悪くなった男が,どんな気持だと聞かれ,〈井戸に落ちた時と同じような気持だ〉。東京はここが落ちだが,上方落語は,なれ合い喧嘩でまわりの花見客を退けた長屋の連中が,残った酒肴(しゆこう)で酒宴を開く。それを見た幇間(たいこもち)が文句を言うと長屋の連中がおどかす。〈てめえ何しに来た〉〈お銚子(ちようし)のおかわりを持って来ました〉。
改訂新版 世界大百科事典 参照

今も昔も、春になれば咲き始めた桜の木の下に酒や弁当、菓子を持って人々は集います。お花見には酒と肴がつきものですね。
開華では「開花宣言」を販売しています。花がほころんだら封を開けたい商品です。

「お神酒」とは?

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神社で行われる結婚式や初詣、地鎮祭などで見かける「御神酒(おみき)」。
皆さん一度は目にしたことがあるかと思います。そもそも御神酒とはどんなもの?

目次
1.「お神酒」とは?
2.お神酒をいただく作法
3.御神酒に用いられるお酒の種類って?

1.「お神酒」とは?

御神酒は、神様にお供えして神様の霊力が宿った酒のことです。
神前に供えるための酒も御神酒として売られていますが、厳密にはお供え前の酒はまだ霊力が宿っていないものです。
古来より、神事や祭礼などには神様に食べ物をお供えしており、これを「神饌(しんせん)」と呼びます。神饌には、主食としての米や、海魚、川魚、野鳥、水鳥、海菜、野菜、菓子、塩、水などが捧げられ、そのうちの一つに酒も含まれています。食べ物を与えてくださったことを神様に感謝する儀式で、神様と人間をつなぐ重要な役割も担っています。

神事の後に、お供えした食べ物を参列者がいただくのが「直会(なおらい)」です。
神様が召し上がったものをいただくことにより、神様との結びつきを強くし、神様の力を分けてもらい、その加護を期待できるとされています。
この直会を簡略化したものとして、酒をいただくことが一般的な流れになっています。なぜ酒が象徴的なものになったのかというと、米から作られているもので、かつ調理不要でその場ですぐにいただくことができるためです。

一説によると、同じ「御神酒」という漢字でも、神様にお供えするお酒は「ごしんしゅ」、 ふるまわれるお酒は「おみき」と読み方が変わるといわれています。

2.お神酒をいただく作法

神社で祈祷を行うとお神酒をいただくこともあると思います。その時に役立つ作法についてお教えいたします。

①礼手(一拍手)
神職(巫女)の方が御神酒を注ぎに来たら、一拍します。これを礼手(らいしゅ)と呼びます。
②盃を手に取る
必ず両手で盃を持ちます。親指を上に、他の4本の指で下を支えるように持ちます。
③御神酒をうける
御神酒を注いでもらいます。このとき、盃は動かさないように注意しましょう。
④御神酒をいただく
神職の方の発言を待ってから、3口に分けて御神酒をいただきます。
⑤盃を拭く
口をつけた場所を指で拭います。人差し指、中指、親指の3本を使って拭いてください。
⑥盃を戻す
盃を元の場所に置きます。

ただし、地域によって細かいマナーや作法が異なる場合があります。

・御神酒をいただく際の注意点
神職の発言を待ちきれずに飲み始めてしまう方がいますが、 勧められるまで手をつけるのは待ったほうが良いでしょう。
盃を持たずに御神酒をうけるのはマナー違反です。 お祝いの時に似つかわしくないのできちんと両手を使って御神酒をうけましょう。

・家でいただく場合の注意点
瓶に入った御神酒を持ち帰って自宅でいただく場合もあります。
いただくタイミングは特に決まっていませんが、当日にいただくのが一番ご利益があるとされています。
お酒が弱い方は口をつけるだけでも問題ありません。
また妊婦さんやお酒が飲めない方は、料理酒として使う方法もあります。

御神酒は神饌の中でも中央に置かれ、特に重要とされているお供えものです。 しっかりと感謝の気持ちを込めてお供えし、頂戴しましょう。

3.御神酒に用いられるお酒の種類って?

伊勢神宮や出雲大社などの由緒正しき神社では、御神酒には「白黒醴清(しろくろれいせい)」と呼ばれる酒が使われています。これは、白酒(しろき)、黒酒(くろき)、醴酒(れいしゅ)、清酒(せいしゅ)の4種類の総称です。白酒は糀と蒸した米と水で作ったもろみを醸造したどぶろく、黒酒は白酒に植物の枝を灰にして加え、灰色に着色したもの、醴酒は一夜酒ともいわれ、蒸し米に米糀を加えて一晩寝かせた甘酒のようなもの、そして清酒はいわゆる日本酒です。
しかし現在は、この4つをすべて捧げることが困難であるため、伊勢神宮や出雲大社、 また皇室や一部の神社を除いては清酒のみをお供えするなど、簡略化されているようです。

神様の恵みである米には、その一粒一粒に神様が宿るとされており、大切にされてきました。
基本的にはその米と澄んだ水で作られた日本酒が神様への捧げものとして御神酒に用いられることが多いようです。
では、日本酒以外は御神酒にしてはいけないのだろうかと思われるかもしれませんが、地域によってはその土地でできた素材を使って造られたワインや焼酎、果実酒などを御神酒としていることもあります。

弊社では、「開華 特別本醸造」、「開華 本醸造」をおすすめしております。
地鎮祭では、1升瓶2本、又は1本をお供えする方が多いです。

日本酒に賞味期限はある?

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片づけをしていたら贈答でいただいた日本酒がでてきた。
うっかり日本酒を長期間放置してしまった、なんてことはありませんか?
日本酒には製造年月は書かれていますが、賞味期限は書かれていないため、あまりにも長い期間が経っていると飲んでも大丈夫なのか悩んでしまうこともあるでしょう。ここでは、日本酒に賞味期限の表示がない理由や賞味期限の目安、適切な保存方法などをご紹介します。

目次
1.日本酒に賞味期限はある?
2.保存方法は?
3.古くなった日本酒の活用法
4.古酒とは?

1.日本酒に賞味期限はある?

ほとんどの食品や飲料には賞味期限が記載されているのに、なぜ日本酒には賞味期限が記載されていないのでしょうか?
加工食品は消費期限又は賞味期限の表示が義務付けられていますが、日本酒は酒税法の定めにより、賞味期限の記載義務がありません。
また、2023年1月の改正で、製造時期の表示についても必要記載事項から任意記載事項に変更となりました。
製造時期とは、日本酒がいつ造られたかではなく、いつ瓶に詰められたか、という表記です。

そもそもなぜ日本酒は賞味期限の記載義務がないのでしょうか。
それは、日本酒には明確な賞味期限が存在しないからです。
日本酒には比較的高いアルコールが含まれているので、アルコールの殺菌作用により腐敗することはないのです。
製造年月から数年や10年以上経過しても、味わいが変わることはありますが、腐敗して身体に害を与えるということはありません。そのため、賞味期限の記載がないのです。

同じように、焼酎やワイン、ウィスキーなどのお酒も賞味期限の表示はありません。しかし、お酒なら全て賞味期限の表示がないわけではなく、ビールやチューハイなどには賞味期限が記載されていますので、注意しましょう。

2.保存方法は?

適切な場所で保管された未開栓の日本酒の場合は、製造年月から約半年~1年程度は美味しく飲むことができるとされています。たとえこの期間を過ぎていたとしても飲めないことはないのですが、徐々に熟成が進み、味わいが変化するため、なるべく早めに飲むことをおすすめします。
また、開栓済みの日本酒の場合は、約2週間を目安に早めに飲み切ってしまいましょう。これは、一度開栓すると熟成が進みやすくなり、味わいが変化する可能性が高いためです。
温度が高い場所に放置しておくと、老香(ひねか)という劣化臭が発生する場合があります。味わいは酸味が強まる、苦味が出るなど、本来の味から変化していってしまうのです。その他、黄色がかっている、澱が発生して独特の舌触りになる、などの変化が起きることがあります。日差し予防はしてあるけれど日当たりの良い場所に日本酒が置いてあり、色のついている商品を見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。長期間温度が高い場所に放置しておくと変化が起きることがあります。
また、日本酒を保存する際は紫外線にも注意が必要です。日本酒の瓶には、茶色や緑色が多用されています。これは、瓶を茶色や緑色など光を遮断しやすい色にすることで、紫外線からお酒を守っているのです。
日本酒を横置きにすると空気に接する範囲が広くなり、酸化が進みやすくなるといわれています。そのため、可能であれば立てて保管をするようにしましょう。

日本酒は、無色透明とまではいきませんが色がついていません。
香りや味わいに問題がなければ美味しく飲める場合もありますが、酸味が強くなっていたり、澄んでいた日本酒がにごっている場合などは、無理に飲まずに処分するか、他の用途に活用することをおすすめします。

・おいしく飲める期限の目安
2度の火入れ(加熱処理)がされている日本酒は、酵母の働きが止められていて品質が安定しているため、製造年月から1年以内はおいしく飲めるでしょう。 しかし、1度のみ火入れがされた生貯蔵酒や生詰、火入れをせずに出荷された生酒は、鮮度が重要な日本酒です。冷蔵庫で保存し、製造年月より約6~9カ月を目安に飲みきるようにしてください。
この期限は、日本酒が開栓前(未開封)の状態である、という条件付きです。開栓(開封)後は劣化が進んでしまうため、できるだけ早く飲みきりましょう。

3.古くなった日本酒の活用法

製造年月からだいぶ経ってしまって飲むにはちょっと・・・、飲み残してしまった、という日本酒は、そのまま捨てずに他のことに活用する方法もあります。

・料理に使う
日本酒は、酸味・甘味・旨味・香りのバランスが取れている万能調味料!
食塩との相性もよく、素材を柔らかくする効果もあるため、さまざまな料理に使用可能です。

・ご飯を炊く
ご飯を炊く際に、米3合に対して大さじ1~2杯の日本酒を加えると、つややかでふっくらした仕上がりになります。
これは、日本酒のアルコール成分の作用です。アルコールは穀物の細胞の中からデンプンやたんぱく質の成分が溶け出すのを防いでくれるため、米粒の中に成分が閉じ込められた状態がキープでき、形崩れのないふっくらした炊きあがりになるのです。
このテクニックは、少し臭いの気になる古米や、冷えて固まったご飯にも応用可能です。
ただし、ご飯を炊く際や解凍する際に日本酒を使う場合は、日本酒の色・香りに注意が必要です。変色しているものや香りが変化しているものは使用しないようにしましょう。

・日本酒風呂
日本酒風呂とは、文字通りお風呂に日本酒を少量入れて楽しむ入浴法です。日本酒は、飲むことで血行促進や疲労回復、美肌にも効果があると知られていますが、それをお肌に直接触れさせることでも、似たような効果を実感できるのです。入れる量は、少量でOKです。
効能としては、アミノ酸など美容に良いといわれる成分が豊富に含まれており、肌のキメを整えてくれる効果が期待できます。アルコールに含まれているアデノシンには、血管の拡張を促し血流をよくする働きがあるため、血流促進効果が期待できます。血流がよくなると代謝もアップし、体の芯からあたたまるので、冬の寒い日には日本酒風呂に入り身体ポカポカのうちに就寝しましょう。

注意点
使った後はすぐにお湯を捨て、当日中に洗うこと。そして追いだきはしないことです。
風呂釜を痛めてしまう可能性があります。

4.古酒とは?

日本酒のなかには、長期間熟成させた「古酒」と呼ばれるお酒もあります。
「古酒」は、褐色がかった色味や独特の熟成香、複雑で深い味わいが特徴のお酒です。「古酒」には法律上の明確な定義はありませんが、「長期熟成酒研究会」では独自に、「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」を「熟成古酒」と定めています。
「古酒」は一般的に、あらかじめ熟成させることを見込んで設計された日本酒を、倉庫や雪室などの冷暗所で貯蔵することで造られます。貯蔵の期間や方法は蔵元によってさまざまです。
熟成させるお酒のタイプによっては、常温熟成させるものや、常温と低温熟成を併用して造られる場合もあります。なお、常温貯蔵された日本酒は褐色がかった色味が強く出やすいのに対し、氷温(0度から食品が凍り始めるまでの温度)貯蔵で熟成された日本酒は無色に近いことが多いといわれています。
弊社の「35年古酒」「30年古酒」は氷温貯蔵で熟成された商品になります。ゆっくりと熟成されるため造った当時の味わいが楽しめる?

愛飲家のなかには、自宅で熟成させた「古酒」をたのしんでいる人もいるようです。ただ、「古酒」は長期間にわたって適切な環境下で保存する必要があるため、家庭では少々難しい部分もあるでしょう。しかしながら、長期熟成に適した日本酒を正しく保管できれば、自宅でも熟成された古酒をたのしむことができます。

大人の節分【恵方呑み】

‐大人だからこそ楽しめる節分‐

栃木の地酒蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識。

「恵方呑み」とは?

福がもたらされることを願って日本酒を飲む「恵方呑み」。
福徳を司る神「歳徳神」※1が在する方角(恵方)に向かって事を行えば万事が吉と言われいます。恵方呑みとは、その年の縁起の良い方角(恵方)に向かって日本酒を飲むというものです。大人の節分「恵方呑み」で新たな節の福を呼びこみ、願いを叶えてみましょう。

恵方呑みの作法

1.日本酒を用意する
2.お気に入りの酒器に注ぐ
3.恵方の方角を向く
 2026年は南南東(南南東微南)
4.気持ちを落ち着け、願い事を思い浮かべる
5.日本酒をいただく

大人だからこそ楽しめる恵方呑みで、普段とは違う酒器、縁起の良い食べ物を用意して日本酒を愉しんでみましょう!

※1 歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神である。年徳、歳神、正月さまなどとも言う。 ほとんどの暦では、最初の方のページに王妃のような姿の美しい姫神の歳徳神を記載している。

四季の最初が、立春、立夏、立秋、立冬。この4つは「四立(しりゅう)」と呼ばれています。
四立の前日が「節分」。節分って、本来は1年に4回あるんですね。 その中で、1年の終わりであり、大みそかともいえる立春の前日が、今も豆まきなど節分の行事を行う大事な日として残っています。

節分の食べ物といえば、「恵方巻」

恵方巻の他にも、節分に食べると縁起が良いとされている食べ物がいくつかあります。
大人の節分だからこそ、日本酒と合わせて楽しみたい縁起の良い食べ物はこちらです。

・そば
大晦日にそばを食べる風習があるように、節分でもそばを食べると縁起が良いとされています。そばと日本酒の相性はとても良く、大人の節分にぴったりの組み合わせではないでしょうか。

・いわし
昔の風習では、鬼はいわしの匂いが苦手とされていたため、いわしの頭を串に刺して戸口に飾っていると鬼を追い払えるとされていました。
その名残で、節分にはいわしを食べると縁起が良いと言われています。
刺身だけではなく、焼いても煮ても美味しいいわしは日本酒にぴったりです。

・大豆
昔は大豆に鬼を祓う力があるとされていたため、季節の変わり目にやってくる鬼を追い払うという意味で豆まきをするようになりました。
豆まきをした後には年の数だけ豆を食べる、というのは今でも有名ではないでしょうか。
大豆も煮物にしたり加工したりと、様々な形で日本酒に合わせることができます。

節分で残った豆で作る「しもつかれ」
栃木県を代表する郷土料理のひとつ「しもつかれ」。正月に食べた塩引き鮭の頭や、節分に煎った福豆の残りの大豆などの残り物を使った、先人たちの知恵が詰まった一品です。 「しもつかれ」という名前の由来には下野(しもつけ・栃木県)だけで作るからという説と、酢(す)むつかり(いった大豆に酢をかけた料理)からきたという説があります。「七軒(ななけん)の家のしもつかれを食べると病気にならない」といわれ、近所の人たちと分け合って食べることが多いようです。

大人の節分「恵方呑み」におすすめの日本酒をご紹介します。
あらばしり
純米吟醸 しぼりたて
今が旬の新酒です。
立春朝搾り」は参考までに・・