栃木の地酒蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識。
日本酒って色々種類があって、何から飲んだらよいかわからない! これを読むだけでお酒の美味しさ3倍増し!?になるお得情報を お教えします。
目次
1. 「原酒」と「生酒」の違いとは?
1. 「原酒」と「生酒」の違いとは?
「原酒」とは、 搾って出てきた、水を加えていないお酒です
搾った直後のお酒は、アルコール度数が20度くらいあります。
これに水を加え度数調整することを「加水調整」と言い、飲みやすいアルコール度数である15度前後に調整するための作業で、一般的にほとんどの日本酒がこの作業をしています。
原酒は、搾ったそのままのお酒の風味をお楽しみいただけます。
毎月、第2・4週の土日に『量り売り』を売店で開催しています。
開催期に旬の原酒(一回火入れ)を量り売り酒としています。是非ご来店ください。
また、『頒布会』では量り売り酒と季節の旬酒を合わせてお届けいたします。
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「生酒」は、搾ったお酒を加熱処理していないお酒です
生酒とは醪(もろみ)を搾った後に一切の加熱処理しないお酒です。
加熱処理のことを日本酒業界では「火入れ(ひいれ)」と呼びます。 加水調整、醸造アルコールを添加しても、この火入れさえしなければ「生酒」となります。
生酒は文字通り「生」のお酒ですので、酵母が活動を止めていないため、 味わいや品質が徐々に変化する可能性があり、温度による劣化を招きやすく、「要冷蔵」商品となります。
似たような商品で「生貯蔵酒」「生詰酒」などがありますが、 こちらは最低1回の火入れ(加熱処理)を行っているので、生酒ではありません。
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「無ろ過」とは、文字通り“ろ過を行わずに造られたお酒”を指します。
一般的な日本酒では、もろみをしぼった後、澱(おり)や濁りのないクリアな状態にするためにフィルターにかけられます。これを「ろ過」と言います。
しかし無ろ過の場合、もろみをしぼった後のろ過作業を行いません。 ろ過していないお酒は濁りがあり、 お米由来の旨味と甘みを存分に味わえるパンチのあるテイストです。
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「原酒」「生酒」「無ろ過」何となく分かっていただけましたでしょうか?
それぞれ全く別の工程を指す言葉なのです。
間違えやすいこの3ワード整理しますと、
「原酒」は加水調整しないもの
「生酒」は加熱処理しないもの
「無濾過」はろ過処理しないもの
さらにこの3点どちらもしないものを 生酒+原酒+無濾過=無濾過 生原酒(むろかなまげんしゅ)と呼びます。
暑い夏が過ぎて、米の収穫が終わるといよいよ酒造りが始まります。
是非、この3キーワードをしっかり理解して、新酒をお楽しみくださいませ。