栃木の地酒蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識
皆様こんにちは! 日本名水百選の水が湧き出る栃木県佐野市で、延宝元年(1673 年)創業、 350 年以上の歴史を誇る栃木県内最古の蔵元、第一酒造でございます。
私たちは、名水と自社栽培の酒米を用いて、やわらかな旨味と上品な香りの銘酒「開華」を醸しております。
5月の穏やかな陽光が降り注ぐころ、私たちは「母の日」を迎えます。街中が赤いカーネーションに彩られるこの行事の背景には、一人の女性の切実な願いと、時代と共に移り変わってきた日本独自の文化が息づいています。
白い花に託された「永遠の敬愛」
母の日の起源は、1900年代初頭のアメリカに遡ります。社会活動家として南北戦争後の衛生改善に尽力したアン・ジャービスが亡くなった際、娘のアンナは深い喪失感の中にいました。彼女は、母の三回忌に「存命中にこそ、母への感謝を形にすべきだ」という強い信念を抱き、母の象徴として白いカーネーションを参列者に配りました。
なぜ白だったのか。それは、白が母親の純潔な愛を象徴する色だったからです。この清廉な物語はやがて世界へ広がり、日本では戦後、5月の第2日曜日として定着しました。かつて日本では皇后陛下の誕生日に合わせて「3月の行事」とされていた時期もありましたが、現在では新緑の季節を彩る国民的なイベントとなっています。
伝統と季節が交差する、日本の母の日
現代の日本において、母の日は単なる記念日以上の意味を持つようになりました。それは「家族が改めて集い、語り合う日」です。特に日本酒の世界において、5月は非常に興味深い時期に当たります。
寒仕込みで醸された新酒が角を落とし、円熟味を帯び始めるこの季節。蔵では、低温でゆっくりと目覚めを待つお酒たちが、その個性を輝かせ始めます。例えば、お母さんの優しさを思わせる「はるじゅんぎん」の柔らかな舌触りや、感謝の気持ちを華やかに彩る「純米大吟醸 夢ささら」の芳醇な香り。これらは、カーネーションが持つ可憐な美しさと、どこか通じるものがあります。
心を通わせる「時」を贈る
最近では、花と一緒に「美味しい時間を共有すること」を選ぶ方が増えています。アンナ・ジャービスが求めたのは、単なる形式ではなく、母を敬う「心」そのものでした。
今年の母の日は、厳選した一本を携えて、お母さんとゆっくり対話する時間を作ってみてはいかがでしょうか。
弾ける喜びを共に: 乾杯には、和製シャンパンとも称される「スパークリング日本酒」を。

オリをあえて残すことにより麹の甘味とさわやかな酸味を感じるうすにごりタイプのスパークリングです。
瓶内二次発酵のスパークリング日本酒とは、発酵中の醪(もろみ)を荒く搾り、火入れせずに酵母が元気な状態で瓶詰めし、瓶内でさらに発酵(二次発酵)させて炭酸ガスを発生させるシャンパンと同じ製法のお酒です。
「微炭酸」の優しい刺激は、日本酒本来の繊細な香りを消すことなく、食中酒として料理の味を引き立てます。
これまでの歩みを労う: 深いコクと円熟な味わいが魅力の「古酒」で、これまでの日々に感謝を。

心を奪われる豊かな香りと深い味わいが魅力の至福の一杯です。15年という長い年月を瓶の中でじっくりと熟成されたこの古酒は、まるで時が止まったかのような贅沢な体験を提供します。ひと口飲むと芳醇な風味が広がり、思わず笑顔がこぼれる特別な一品です。
地元・栃木の誇りを添えて: 私たちが愛する郷土の風景を思い出すような、地元の名酒を。

栃木佐野の美味しい水と地元田島町の農家さんが作るお米を主原料に、風土の特徴を活かした、自然で円やかな旨味とすっきりとした飲み口の栃木の地酒です。
「飲み比べ」で弾む、家族の会話。


蔵元仕込みの「本物の甘酒」
日本酒の蔵が造る甘酒は、砂糖を一切使わず、米と米麹だけで引き出した自然な甘みが特徴です。5月の少し汗ばむ陽気には、キリッと冷やした甘酒に、旬の苺やレモンを添えて。
「いつまでも若々しく、健やかでいてほしい」という願いを、ビタミンやアミノ酸豊富な伝統飲料に託して届けます。

1・日本酒酒蔵蔵人が育てた厳選素材
日本酒(特定名称酒)の原料にも使える自社水田原料米を選りすぐって使用
2・余計なものは一切なし
保存料や砂糖、添加物、甘味料など、余計なものは一切不使用
砂糖を使用しないため、麹のやさしい甘さが特徴
3・ノンアルコールでお子様にも安心
ノンアルコールなので、高齢の方の栄養補給やお子さまのおやつなどご家族みんなで
かつてアンナが配った花が多くの人の心を癒したように、丁寧に醸された一献(いっこん)は、言葉にできない感謝の想いを雄弁に語ってくれます。
「いつも、ありがとう」 その一言を、お猪口に満たされた日本酒に添えて、歴史に思いを馳せながら酌み交わす。きっとどんな贈り物よりも深く、お母さんの心に染み渡るはずです。