‐大人だからこそ楽しめる節分‐
栃木の地酒蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識。
「恵方呑み」とは?
福がもたらされることを願って日本酒を飲む「恵方呑み」。
福徳を司る神「歳徳神」※1が在する方角(恵方)に向かって事を行えば万事が吉と言われいます。恵方呑みとは、その年の縁起の良い方角(恵方)に向かって日本酒を飲むというものです。大人の節分「恵方呑み」で新たな節の福を呼びこみ、願いを叶えてみましょう。
恵方呑みの作法
1.日本酒を用意する
2.お気に入りの酒器に注ぐ
3.恵方の方角を向く
2026年は南南東(南南東微南)
4.気持ちを落ち着け、願い事を思い浮かべる
5.日本酒をいただく
大人だからこそ楽しめる恵方呑みで、普段とは違う酒器、縁起の良い食べ物を用意して日本酒を愉しんでみましょう!
※1 歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神である。年徳、歳神、正月さまなどとも言う。 ほとんどの暦では、最初の方のページに王妃のような姿の美しい姫神の歳徳神を記載している。
四季の最初が、立春、立夏、立秋、立冬。この4つは「四立(しりゅう)」と呼ばれています。
四立の前日が「節分」。節分って、本来は1年に4回あるんですね。 その中で、1年の終わりであり、大みそかともいえる立春の前日が、今も豆まきなど節分の行事を行う大事な日として残っています。
節分の食べ物といえば、「恵方巻」
恵方巻の他にも、節分に食べると縁起が良いとされている食べ物がいくつかあります。
大人の節分だからこそ、日本酒と合わせて楽しみたい縁起の良い食べ物はこちらです。
・そば
大晦日にそばを食べる風習があるように、節分でもそばを食べると縁起が良いとされています。そばと日本酒の相性はとても良く、大人の節分にぴったりの組み合わせではないでしょうか。
・いわし
昔の風習では、鬼はいわしの匂いが苦手とされていたため、いわしの頭を串に刺して戸口に飾っていると鬼を追い払えるとされていました。
その名残で、節分にはいわしを食べると縁起が良いと言われています。
刺身だけではなく、焼いても煮ても美味しいいわしは日本酒にぴったりです。
・大豆
昔は大豆に鬼を祓う力があるとされていたため、季節の変わり目にやってくる鬼を追い払うという意味で豆まきをするようになりました。
豆まきをした後には年の数だけ豆を食べる、というのは今でも有名ではないでしょうか。
大豆も煮物にしたり加工したりと、様々な形で日本酒に合わせることができます。
節分で残った豆で作る「しもつかれ」
栃木県を代表する郷土料理のひとつ「しもつかれ」。正月に食べた塩引き鮭の頭や、節分に煎った福豆の残りの大豆などの残り物を使った、先人たちの知恵が詰まった一品です。 「しもつかれ」という名前の由来には下野(しもつけ・栃木県)だけで作るからという説と、酢(す)むつかり(いった大豆に酢をかけた料理)からきたという説があります。「七軒(ななけん)の家のしもつかれを食べると病気にならない」といわれ、近所の人たちと分け合って食べることが多いようです。
大人の節分「恵方呑み」におすすめの日本酒をご紹介します。
・あらばしり
・純米吟醸 しぼりたて
今が旬の新酒です。
「立春朝搾り」は参考までに・・